TLI日本中国語センターで無料カウンセリング&体験レッスン
先日TLI日本中国語センター
で無料カウンセリングと体験レッスンを受けてきました。
TLI日本中国語センターは端的に形容すると「実践中国語を短期でマスターしたいガチ学習者向けの中国語専門スクール」です。
真剣に中国語を学べる人で短期で中国語力を伸ばしたいのならTLI日本中国語センターは最適な選択肢と言えます。
TLI日本中国語センターの主なターゲットユーザー は法人(研修など)や中国赴任予定のビジネスパーソンが中心で、短期間で実務における実践的な会話力を身に着けることを重視した教育プログラムを提供しています。
話を伺ったところでは、留学前に集中的に中国語をゼロから身に着けるために受講する方も多いようで、私が訪問した2026年6月の直前4~5月に、その目的で通われていた方も大勢いらっしゃったとのこと。
4月から2か月間TLI日本中国語センターで集中的に勉強してから現地へ旅立つ、ということでしょう。ビジネス向けに限らず、幅広い中国語レベルの学習者に対応しています。
またネットのリサーチ情報の一部にはTLI日本中国語センターが法人向けのみに特化したスクールであると誤解している記述も見受けられましたが、今回の私のように個人でレッスンを受けたいという受講生も受け入れていますのでお間違いのないように。
この記事ではまず今回の無料カウンセリングと体験レッスンの内容について記し、そのあとにTLI日本中国語センターの概要などを紹介いたします。
紹介する順番がややおかしな感じがするかもしれませんが、皆さんが興味あるのは無料カウンセリングと体験レッスンの内容でしょうから。TLI日本中国語センターについてより詳しく知りたい方は公式Webサイト
もご参照ください。
私がTLI日本中国語センターでのレッスン受講を検討し始めた理由
まずは私がTLI日本中国語センターでのレッスン受講を検討し始めた理由について述べます。
2026年6月現在私は中国語検定準一級に合格してから約1年半が経ち、次のステップとして通訳案内士の資格試験の受験を検討しているところです。
そのために二次試験の口述試験対策を効果的に行ってくれる中国語スクールを探すなかでTLI日本中国語センターが有力な候補となりました。
なぜ「口述試験対策」だけなのか?通訳案内士の試験では中国語の各種検定試験で一定以上の水準を満たしていれば中国語筆記試験が免除になります。
そのうちの一つ「HSK6級180点以上」の条件を私は満たしているので筆記試験対策は必要なく、「口述試験対策」を効果的に行ってくれる中国語の教室を探していたというわけです。
今まで何ヵ所かの中国語スクール(オンライン含む)や大手外国語教室などに通訳案内士試験対策について問い合わせしてみたのですが、多くが通訳案内士向けに特化したレッスンはできかねるというものでした。
「対応できます」との返答をもらったスクールでも、多くが口述試験指導のノウハウがなさそうだったり、経験豊富な講師が在籍しておらず、受講生と一緒に情報収集しながら試行錯誤でレッスンをやっていくというスタンスだったりで、なかなか信頼に足るところが見つかりませんでした。
まぁ仕方ないですよね、そもそも中国語の通訳案内士試験の受験者数が少ないので、それ専門のカリキュラムやコースを設定設置するのはコストに見合わないですから。
そんな状況の中でTLI日本中国語センターの情報にたどり着いていろいろ調べてみて、通訳案内士試験向けのレッスン要件は満たしてくれそうだと思ったのでした。
講師陣はベテランぞろいで、通訳向けのレッスンや観光と関わる業界の企業への研修も数多く行っていたため、当然観光関連の中国語の指導ノウハウも蓄積されていますし、どのような教材を使うべきかも把握していそうだなと思ったのでした。
無料カウンセリングへの申し込み

無料カウンセリングへの申し込みをTLI日本中国語センターのWebサイトから済ませると事務局の方からメールが送られてきます。
当初は無料カウンセリングのみの申し込みのつもりでいましたが、事務局の方とのメールのやり取りで、無料カウンセリング30分、のちに無料体験レッスン30分もしていただけることになりました。
無料カウンセリングか無料体験レッスンのどちらか一つのみという選択もできます。
東京校、大阪校から遠い場所にお住いの方でもオンライン形式での無料カウンセリング、体験レッスンが可能です。
今回無料カウンセリングと体験レッスンを受けるにあたり、事前情報として自分の中国語レベル(中検準1級)と、通訳案内士の試験の受験を検討している、など提供しておきました。
TLI日本中国語センターのWebサイトの申し込みページに該当項目の記入欄がありますので、みなさんも無料カウンセリングと体験レッスンを受ける際に事前情報を詳細に記入しておくとよいでしょう。
または事務局の方とのメールのやりとりの際に事前情報や要望を伝えてもいいでしょう。
そうしておくことでカウンセリングと体験レッスンの時に自分のレベルに合った教材や資料を事前に準備してもらえます。
後ほど改めて体験レッスンについて述べますが、当日は私のニーズに合わせた市販教材いくつかとサンプル教材なども用意してくれて、「おー、この教材こんな内容もあったのか」とか「まさに自分が学びたいピンポイントな内容だ」と感心させられました。
TLI日本中国語センター東京校へ

それではここからは実際にTLI日本中国語センター東京校へ向かった時の模様を。
2026年6月某日、東京都千代田区にあるTLI日本中国語センター東京校へ伺いました。
JR新橋駅他、地下鉄の4つの駅から徒歩圏内と好立地。
TLI日本中国語センター東京校は日比谷国際ビルの1Fにあります。
ちなみに超私事ですが、日比谷国際ビルの前の日比谷通りは皇居と並びよくランニングするコースで東京マラソンの終盤でもこの道通るんですよね。
HIBIKOKU TERRACEのモニュメントが目に入って、ああ、ここにTLI日本中国語センター東京校はあったんだなぁと感慨深くなる…。

あ、ちなみに外から写真撮っていますが、私は内幸町駅から向かったので外に出る必要はなく、日比谷国際ビルは駅に直結しているのでB2フロアからエレベーターで1Fに上がるだけですぐに着きます。内幸町駅からだとアクセス非常に良好。
日比谷国際ビルは1981年10月に竣工ということでもう40年以上が経過していて、ビル外観は多少時代を感じますが、ビル内は非常にモダンな雰囲気にリノベーションされています。

TLI日本中国語センターとキャリアバンク株式会社の社名が併記された目立つ案内板があるのでビル内で迷うことはありません。

ちなみにキャリアバンク株式会社はTLIの日本のフランチャイジーとして2013年から事業を運営しています。(その前はデジタルハリウッドだったらしいです。デジタルハリウッドとはなんか意外ですが、同じスクール事業と考えればおかしくもないか。)
校内はとてもきれいで新しい印象。公式YouTubeチャンネルで紹介されていたのは大阪校?それとも移転前の校舎とか?いずれにせよ東京校とは違う場所のようです。
カウンセラーとのカウンセリング

カウンセラーは日本人中国語学習者の大先輩のような方
カウンセリングは日本人事務員カウンセラーの方1名と、体験レッスンをしてくださる中国人講師の方も同席。
まずはカウンセラーの方の自己紹介から始まる。
その方は自身も中国留学その後中国での勤務などで在中経験数年(ここら辺は記憶があいまいですが)ということで、我々日本人中国語学習者の大先輩のような経歴をお持ちで、のっけから心の中で「おぉ~…」と思わず感嘆してしまう。
こういう方が事務の部門にいらっしゃるのは中国語学習者にとっては心強い味方となります。
なぜならきっとこの方も中国語学習者として我々が現在置かれているステージを経てきて、現在の中国語レベルに至ったのでしょうし、たどってきた道に多少の違いはあれど、各ステージでの学習者のレベル感や心情を把握していらっしゃるので、我々が相談した時などその意図を理解してもらいやすいからです。
他の大手外国語教室でも今回同様カウンセリングと体験レッスンの組み合わせという形式をとっているところも多いのですが、カウンセラーの日本人の方が今回ほど中国とかかわりがあるってケースは今までありませんでした。
TLI日本中国語センターでは特に海外赴任ビジネスマンをおもなターゲット層にしているだけあって事務員の方も中国での経験が豊富な方を採用しているということなのでしょう。
カウンセリングでは通訳案内士試験向け対策のほかに、中国語を生かした転職についてや私のように簡体字で中国語を学んでいる学習者が繁体字を学ぶ場合のTLI日本中国語センターでの対応なども伺いました。
とてもきれいな校舎内
体験レッスンが終わった後に校舎内をざっと案内していただきました。
全体的にすごく新しくきれいな環境でした。

以下の写真はプライベートレッスン用のルームですが、他にもグループレッスン向けの6人掛けテーブルのある部屋もいくつかありました。

体験レッスン
体験レッスンでは中国人の講師にマンツーマンで30分ほどレッスンしていただきました。
日本語も完璧な中国人講師の方。帰宅後TLI日本中国語センターのWebサイトでプロフィールを確認したら指導歴20年以上とありました。
ちなみに在籍されている講師陣のプロフィールを確認したところ、一番短くても指導歴10年超で最長で42年という大ベテランの方もいらっしゃいました。
体験レッスンの前に提示してもらった教材の候補
体験レッスンに実際に入る前にもし実際に受講開始となったらこんな教材なんかが適しているかも、と3冊の教材を提示していただきました。

「通訳メソッドを応用した~」シリーズ2冊と 「日中・中日通訳トレーニングブック」。
今回体験レッスンで用いたのは日中・中日通訳トレーニングブックの方でした。(CD付とありますが出版社のページに音声ダウンロードリンクあり)
「通訳メソッドを応用した~」シリーズの方は昔BOOKOFFでぱらぱらと中身を覗いたことがありますが、日常会話の翻訳だったり、文法を身に着けるためのフレーズが主な内容という印象があって通訳案内士向けに使えるものがあるとは思ってもいませんでした。
ところがこのシリーズの中でも今回提示された「通訳メソッドを応用したシャドウイングと速読で学ぶ中国語通訳会話」の中身は通訳案内士対策に応用できるものでした。
若干シチュエーションは観光とは異なりますが、中国の取引相手を空港で迎え、ホテルの案内や東京を観光案内するという十分応用できる内容が含まれているのでした。
いやー知りませんでしたね。こういうのはさすが長年の指導ノウハウがあってこそですね。各教材の中身を知り尽くしている。
それで、これらの教材見て気づいた方も少なくないと思いますが、ちょっと教材が古いんですよね。
そこらへんは講師の方もおっしゃっていて、これだけでは古いので時事ネタや流行語なども学べる教材を併用してやっていきます、と別のオリジナルサンプル教材も用意していてくださいました。
「日中・中日通訳トレーニングブック」を使用して体験レッスン

「日中・中日通訳トレーニングブック」に関しては、Amazonの検索結果で以前表紙の画像を見たことはあり、また神保町の東方書店などで一度手に取ってぱらぱらとめくった記憶がうっすらとある程度。
その時はあまり興味を引かれず印象に残るようなものではありませんでした。
しかし体験レッスンで用意していただいたページを見てみたらまさしく私の学習したいシチュエーションに合致していて、日本に来た観光客を原宿や秋葉原に連れて行って案内するという内容だったのでした。
こんなドンピシャなシチュエーションがすぐに用意できるあたり、教材を知り尽くしていてさすが長い歴史を持つだけはあると思いました(母体のTLIは約70年、TLI日本中国語センターは約30年の歴史を持つ)。
ちなみにこの書籍の他のセクションでは日本のポップカルチャーや漫画についての内容もありました。
口述翻訳に挑戦
日中・中日通訳トレーニングブックの口述翻訳に挑戦してみました。
ふさわしい動詞見つからない問題
まずはこのフレーズ。「今日はこれから原宿へご案内いたします。」
言い慣れていればおそらくなんて事のないフレーズなのでしょうが、慣れてない私は『う…「案内」ってどの動詞使えばいいんだっけ…』と詰まってしまいます。
それから中国語学習者ならお分かりと思いますが、日本語は主語や動詞の対象となる言葉を省略する言い回しが多いですが、対して中国語は我や你など、きっちり入れて文章をつくりますよね。
そういった「語の補足プロセス」でさらに翻訳タイムラグができてしまう。
そして私が口からなんとか絞り出したのは、
“今天我带你们去原宿介绍介绍。“
うーん、脂汗出ました💦
「案内」にあたるふさわしい中国語が出てこなくて”介绍“にしてしまいましたが、模範解答では”参观”が使われていました。
そして講師からは”看看“を使っても良いと教えられ、ああなるほどと思ったのでした。こういう模範解答以外の解答は中国語講師相手じゃないと得られないものです。
ちなみにこのフレーズの模範翻訳は
”今天我将带大家去参观原宿。“
でした。言われてみればすごくシンプルでまとまっているんですけどねぇ、とっさに口に出して訳せと言われるとなかなかうまくいかないもんです。
語順並べ替え、なんでも前から訳してしまう問題
日本語の文章を前から順に訳そうと思っても、そのやり方をやってしまうとなかなか中国語でしっくりした言い回しにならないことがありますよね。
口述翻訳は文章をじっくり訳して書くのと違って、日本語文を見て頭の中で素早く中国語文を構成しながら口に出していかなければならないので慣れていないと語順のおかしな言い回しになってしまうことが多いです。
体験レッスン中でもその悪い癖が出てしまったのが以下の翻訳問題。
「インターネットで情報をキャッチした外国人のお客様も大勢いらしています。」
相変わらず脂汗を流しながらとっさに
”从网上获取到那边信息的外国游客也有很多。“
と答えました。最後に取ってつけたように”~也有很多。“と言ってしまう。
そこで当然ご指導いただきます。やはり翻訳に慣れていない人は日本語⇔中国語の切り替えの際に語順変換に慣れていないから私のような言い方をしてしまう人が多いのだとか。
模範翻訳は
”有很多外国游客还从互联网上查找到信息,特意前来。“
で、頭に”有很多~“とつけています。
同様のミスは別のサンプル教材で行った、時事中国語の翻訳の時にも犯してしまっていました。
「日本銀行は3ヶ月ごとにまとめている地域経済報告を公表し、全国の9つの地域のうち、中国地方を除く 8つの地域で景気判断を下方修正しました 。」
私はざっくりこんな感じでさっと口に出しました。
”日本银行发布了每三个月一次总结的《地区经济报告》,在全日本的9个地区中,除了中国地区之外,其他的8个地区的经济情况判断被下调了。”
(ここでは語彙のことは置いておきますが日本銀行は”日本银行”ではなく”日本央行”と言わなければいけません。)
末尾に”被下调”と述べてしまっているのが不自然な言い回しなのでした。もう主語述語の関係もめっちゃくちゃですし。
中国人なら後ろの句の先頭に持ってきて”~,下调了在全日本~”とするんですよね。
私の方の訳し方はやはりフレーズ全体を見渡さず前からかたっぱしに訳してしまったからおかしくなるのです。
一方で講師の方から仮に前から訳すのであれば、”对~地区的经济形势判断做出下调了。”という言い方もある、というアドバイスもいただき、ああなるほど、これはGoogle翻訳やDeep-L翻訳では学べないよなぁと、プロフェッショナルの講師に直接教わることの効用を実感したのでした。
以上30分の体験レッスンの中の一部をかいつまんで紹介しましたが、短い時間とはいえ非常に気づきの多い内容となりました。
私は普段CCレッスンで週5回オール中国語で中国人とレッスンを行っているのですが、オール中国語で会話しているからと言って瞬間翻訳力が身につくものではないということを強く実感しました
講師の方のアドバイスによれば、翻訳となると日本語⇔中国語の行ったり来たりをトレーニングしなければならないのです、とのこと。
そう、中国語に慣れてくると中国語だけで会話した方が実際楽だったりします。日本語と中国語の間を頻繁に行ったり来たりとなると使う脳の部位がまた違うような感覚なのです。
TLI日本中国語センターについて
さて、ここまで無料カウンセリングと体験レッスンの内容を先に紹介してきましたので、ここからは肝心のTLI日本中国語センターとはどのような中国語専門教育機関か、について紹介していきます。
TLI日本中国語センターとは

まず気になるのが名前に用いられているこのTLIというアルファベット。
なんだろこのTLIって?公式サイトを調べてみるとTaipei Language Instituteの略なんだそうです。
TLI(Taipei Language Institute、台北語文学院)は1956年に設立された中華圏で最初の外国人向け中国語専門教育機関
とあり、TLI日本中国語センターはTLIの日本のフランチャイジーってわけですね。
TLI日本中国語センターは1997年に設立され、2013年からはキャリアバンク株式会社が事業を運営しています。
運営が日本と海外とで異なっているのですが、各地の校舎と連携されていて、
海外含め全ての校舎で受講生が同じ環境で学習を進めることができます。
北京・上海・大連・天津・広州・台北・台中・高雄など、各地のTLI現地校とのネットワークにより、同一カリキュラム・同一教授法で継続受講が可能です。
とあります。
ですから冒頭で述べたような語学留学準備でTLI日本中国語センターで2カ月ほど学んだような受講生が、その続きを海外の校舎で受講するということも可能です。
カウンセラーの方に聞いたところによると、中には「今度台湾に10日間くらい旅行に行ってくるのでその間台北校でレッスンを受講したい」というリクエストをした方もいたとか。
面白いですね。「プチ留学」気分を味わいつつ、レッスン以外の時間は観光を楽しむなんていう利用の仕方。
観光中に「アレ?こういう時中国語でなんて言えばいいんだ」ってのをメモっといて、レッスンの時に一つ一つ確認していけばより実践的な観光用の中国語を学ぶことができます。
なんなら台湾の講師やグループレッスンの仲間に現地在住の人しか知らない店なんかも聞いたりしちゃっうのもアリ?
台北にある海外校舎の一つ、TLI羅斯福校についてのブログ記事がありました。
中正紀念堂駅の一つ隣の駅の古亭駅が最寄りなんですね。
ちなみにこの羅斯福⦅罗斯福(luó sī fú)⦆って「ルーズベルト」の中国語で地名じゃないですよ(笑)。 羅斯福校は「ルーズベルト校 」ってことです。
経験豊富な講師陣、台湾人講師も多いので繁体字の台湾華語も学べる
先ほどTLIが”Taipei Language Institute”の略だと紹介しました。
それで”Taipei“ということはもしかして台湾人講師も多いのではないかと調べてみたら講師陣23名中8名が台湾出身、15名が大陸出身(2026年6月現在)となっていました。
巷の中国語教室では大陸の中国人講師のみ、というのが一般的です。
そのタイプの教室で学んでいて、途中から繁体字の台湾華語を学ぶ必要に迫られたという場合、台湾華語スクールを新たに見つけ入会金を新たに払って通うということになります。
そんな場合でもTLI日本中国語センターであれば大陸の中国人講師⇔台湾人講師のスイッチもすんなり対応してくれます。
実際TLI日本中国語センターの受講生の中でも簡体字の中国語はほぼマスターしていて、繁体字を学ぶ必要に迫られて簡体字と繁体字の両方が併記されているテキストを使って学んだ方が何名かいらっしゃったそうです。
ちなみにTLIでは初中級学習者向けにオリジナルの教材「新實用華語(日文版)」を用いていて、簡体字と繁体字が併記されています。

オリジナル教材ですので当然アマゾンなどのECサイトでの取り扱いはありません。
超ベテランばかりの講師陣
TLI日本中国語センターのWebサイトには
全員が指導歴10年以上のみで構成された講師陣
との文言があります。
講師陣の指導歴(2026年6月現在)を見てみると
- 40年超 2名
- 30年超 2名
- 20年超 14名
- 10年超 5名
となっており、確かに超ベテラン講師ばかりを揃えていますね。
また講師の選定基準については以下のようにかなり厳しいものとなっているようです。
講師候補者には、TLI独自の教授法トレーニングと講師認定試験を実施し、正式に講師登録されるのは、そのうちのおよそ1割程度。厳格な能力規定を設けています。
ですから日本在住でちょっとしたアルバイト感覚の中国人教師が在籍しているような教室とは講師の質が全く違うのです。
対面とオンラインのハイブリッド受講が可能

TLI日本中国語センターでは「各校舎での受講」とZoomを利用した「オンライン」のハイブリッド受講が可能となっています。
「ん?今時オンラインと対面のハイブリッド受講って普通じゃない?」と思った方も多いでしょう。
TLI日本中国語センターのハイブリッド受講は何が違うかというと、講師が常に各校舎に待機していて、オンラインレッスンも校舎から行っているという点です。
例えばオンライン受講する予定だったけれど今日は対面でレッスンを受けたいという場合でもレッスン時間直前に形式変更対応してもらえます。
対面レッスンてパソコンやスマホをこっそり見てカンニングができないという緊張感をもってレッスンに臨まないといけないので会話力を高めるのに非常に効果が高いんですよね(笑)
したがって一部の学習者にはなるべく対面レッスンにしたいというニーズはあることでしょう。
また逆のパターンで、急に用事が入り校舎へ行けないときなど急遽オンライン受講への切り替えしたいって場合もスムーズなのは言わずもがな。
他の多くの中国語教室の場合、講師は自宅などからオンラインレッスンを行っています。
ですので対面でレッスンを受けたい場合には数日前に連絡して切り替える必要がありますし、また急遽対面からオンラインレッスンに切り替えたいという場合、その教室にその時間帯デバイスの空きがなければ無理、というケースもあります。
プライベートレッスンの受講料について
TLI日本中国語センターのスクールレッスンメニューには大きく分けてプライベートレッスンと企業内受託グループレッスンの2種類があります。
この記事の読者の多くが私のように個人でレッスンを受けることを検討していることが想定されるので、ここではプライベートレッスンの受講料について解説いたします。
まず、全コース共通で入会金は22,000円となっています。
基本はユニットを購入してそのユニットで各時間のレッスンを予約していくというシステムになっています。
「ユニット」という言葉を用いているのでわかりづらくなりますが、要するに1コマ50分=1ユニットてことです。
そのうえでユニットはレッスンを受講する時間帯によって料金が変わってきますし、コースによってもユニットの料金が変わります。後ほど説明しますがコースによる違いはキャンセルや予約のしやすさの条件が異なるというだけで学習内容のレベル等の違いではありません。

受講時間帯によってユニット料金は変わる
まずは時間帯による違いを見ていきましょう。
以下の時間帯表の条件に基づき2種類のユニット料金が各コースに設けられています。
| 区分 | 8:00〜 | 9:00〜 | 10:00〜 | 11:00〜 | 12:00〜 | 13:00〜 | 14:00〜 | 15:00〜 | 16:00〜 | 17:00〜 | 18:00〜 | 19:00〜 | 20:00〜 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 月~金 | A | A | B | B | B | B | B | B | B | B | A | A | A |
| 土 | B | B | B | B | B | B | B | B |
単純に解説すると平日の朝と夜は高い方のAの料金、平日と土曜日の午前中から夕方までは安い方のBの料金、となっています。
TLI日本中国語センターではビジネスパーソンが受講生の大半を占めているので、夜の時間帯は当然受講者が多く、おそらく繁忙な時間帯なので高い。また平日の朝も出勤前の受講者が多いとか、スクール側の負担が大きいので高い。
それに対して比較的落ち着いている平日昼と土曜は安い。推察するにそういう事情なんじゃないでしょうか。
これを踏まえたうえで、各コースの料金体系を見ていきましょう。
■ 時間指定コース 料金は一番安いが、柔軟性が低い ・レッスン日時の中途変更はできない
| ユニット数 | A時間帯のみ | B 時間帯のみ |
|---|---|---|
| 5 ~ 29 | 9,350円 / ユニット | 7,370円 / ユニット |
| 30 ~ 59 | 9,020円 / ユニット | 7,040円 / ユニット |
| 60 ~ | 8,690円 / ユニット | 6,710円 / ユニット |
時間指定コースは毎日の生活パターンが割と固定化している人向け。
「レッスン日時の中途変更はできない」、この条件をポジティブにとらえるならば普通に学校に通うような感覚でしょう。皆さん学生の時毎日毎日学校があるのでほぼ強制的に通学して勉強していましたよね?
レッスン時間を固定して勉強を習慣化できるので、短期間で集中的に受講し中国語力を引き上げたい学習者向けのコースとも言えます。
購入できるユニットはAとBどちらかの時間帯でのみ有効という縛りがあります。
■ フレックスコース 日曜祝日を除く3日前の18:00までに連絡すれば、レッスンのキャンセル、予約が可能。
| ユニット数 | A・B 時間帯 | B 時間帯のみ |
|---|---|---|
| 5 ~ 29 | 10,450円 / ユニット | 8,800円 / ユニット |
| 30 ~ 59 | 10,120円 / ユニット | 8,470円 / ユニット |
| 60 ~ | 9,790円 / ユニット | 8,140円 / ユニット |
突発事項は少ないが、やや生活パターンに変化が生じる人向け。A・B 時間帯両方に振り分けられるユニットも購入可能。
■ スーパーフレックスコース 料金は一番高いが柔軟性が高い。日曜祝日を除く前日の18:00までに連絡すれば、レッスンのキャンセルが可能。日曜祝日を除く3日前の18:00までに連絡すれば、レッスンの予約が可能。
| ユニット数 | A・B時間帯 | B時間帯のみ |
|---|---|---|
| 5 ~ 29 | 11,770円/ユニット | 9,845円/ユニット |
| 30 ~ 59 | 11,440円/ユニット | 9,515円/ユニット |
| 60 ~ | 11,110円/ユニット | 9,185円/ユニット |
急な予定が入りやすい人向け。A・B 時間帯両方に振り分けられるユニットも購入可能。
全コース共通するのは受講スタート前に全ユニット(コマ)の日時と時間を決めておくこと。一番最初にどの日どの時間にレッスンを受けるのか、スケジュールを埋めておく必要があるということですね。
カウンセラーの方がおっしゃっていたのは2コマを週3回などのように”中国語漬け”の日々を過ごすほうがより学習効果は高い、とのことです。
ハラを決めて「よし!何としても3カ月で基本はマスターするぞ!」という志の高い学習者にはTLI日本中国語センターは向いています。
海外赴任前のビジネスパーソンや語学留学直前の受講生だと、3カ月で約100コマを集中受講することで現地で困らないレベルまで中国語レベルが向上するそうです。
料金は累積受講ユニット数で安くなっていく仕組み
料金表を見て気になったのが、「一度にたくさんのユニットを購入した方が安いのか。じゃあお試しで5ユニット購入してみて、次にまた10ユニットくらい購入する、とか繰り返していたら永遠に安くならないの?」と思ったかもしれませんが、そこは安心、累積受講ユニット数で安くなってくれます。
例えば5ユニットずつ購入を繰り返しても、累積受講ユニット数が30を超えたらユニット購入費用は30ユニット以上~の受講料の料金体系で計算されるようになります。
TLI日本中国語センターについてのまとめ
以上TLI日本中国語センターの無料カウンセリングと体験レッスンの模様と、スクールの特色等についての紹介となりました。
私はこのブログで主に格安系オンライン中国語スクールのことばかり紹介してきましたので、そのレッスン費用の相場観でTLI日本中国語センターの受講料をとらえると少し高く感じるかもしれません。
ただ、例えば私が受講している格安中国語オンラインレッスンのCCレッスンでは、講師は主にアルバイトの中国人です。

したがって日本語のできない講師が大部分ですし、学習者側がある程度のレベルになってくると教材は生徒自身で探さなければなりません。
教材探しは結構大変です。この教材がいいかな、と思って使い始めてみたら「うーん、なんか違うなぁ」となって途中で教材変更なんてことしょっちゅうあります。
また今回の「通訳案内士向け」とかその他ある程度特化した領域の指導を受けたいとなると格安オンラインレッスンで対応するには限界があります。
そう考えると経験豊富な中国人講師に専門的な指導を受けたいのであればある程度コストをかける価値はあります。
(補足になりますが「毎日中国人と中国語で会話をする」という習慣を設けるという点では格安オンラインレッスンも悪くはないのですけどね。)
他の大手外国語スクールの、対面マンツーマンレッスンの料金例を挙げると、

入学金 33,000円 1レッスン(1回40分)あたり9,390円
・ECC外語学院
入学金 15,000円 1レッスン(1回80分)あたり24,200円
ですのでTLI日本中国語センターの料金は平均的ともいえますし、なんといっても講師の質が違いますので単純な料金比較では測れません。
そう、今回事前にいろいろTLI日本中国語センターのことをリサーチしたり、体験レッスンを受けてみて実感したのは講師のレベルが非常に高いということ。
これホント重要です。まず日本語レベルが非常に高いので翻訳問題の微妙なニュアンスも当然わかってくれています。
それから繰り返しになりますが、どの教材のどの部分にどのような内容が書かれているかを把握しているため様々なレベルの受講生にあった教材をすぐに提案してくれます。
校舎内も見学させてもらい、受講生へのサポート体制が充実していることもわかりました。
校内ホール部分では、多数の中国関連書籍や中国情報誌などの閲覧コーナーがあり、講師と受講生の歓談の場としても活用するなどして学習をサポートする環境が用意されていました。
その他ネットで情報を収集しているとやはり台湾へ留学する方たちにとってはTLIは定番の語学スクールであることが見受けられます。
台湾留学体験談~M.Kさん|毎日留学ナビ
以上TLI日本中国語センターの紹介となりましたが、百聞は一見に如かず、まずは気軽に無料カウンセリング、体験レッスンに申し込んでご自身で体感してみてください。繰り返しになりますがオンライン形式も可能ですよ。
補足 中国語通訳案内士試験についてざっくり紹介
かくいう私は受講開始を検討しているわけですが、通訳案内士の試験って中国語だけじゃなくて日本の歴史とか地理とかの科目もあってそちらの勉強もまずは片づけなくてはなりません。
ちなみに2026年度の日程は願書申請期間:6月1日(月)~ 7月9日(木)、筆記試験:8 月 16 日(日) 口述試験:11 月 29 日(日)となっていて、今年私が受験するのは現実的ではありません。
来年あたり通訳案内士の口述試験対策として集中的にTLI日本中国語センターで受講しようかと検討しています。
通訳案内士試験の中国語試筆記験免除には(1) 中検免除 (2) HSK 免除 (3)華語検免除の三つの免除があり、(1) 中検では中検1級、(2) HSK では6級180点以上、 (3)華語検では華語文能力測験(TOCFL)Level6 精通級(C2)を満たしていることが条件となります。
疑問に思うのがHSK6級180点以上で免除されるのなら、それより難易度が高い中検準1級はなぜ免除対象とならないのかということです。どういう基準なんでしょうね…?
通訳案内士の試験科目は以下のようになっています。
(1)筆記試験 <全科目マークシート方式> ① 外国語(以下の 10 か国語から選択) 英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、 ロシア語、韓国語、タイ語
② 日本地理 ③ 日本歴史 ④ 産業・経済・政治及び文化に関する一般常識 ⑤ 通訳案内の実務
⑤の通訳案内の実務の筆記試験てどのようなものなんでしょう?まだリサーチできていません…。
上記の筆記試験すべての項目にパスすると、約4か月後の(2)口述試験に進むことができます。
(2)口述試験 通訳案内の実務(通訳案内の現場で必要とされるコミュニケーションを図るための実践的な能力につ いて、選択した外国語により判定)※選択外国語は、筆記試験と同一とする。
口述試験に合格すれば晴れて全国通訳案内士登録証が交付されるわけです。
複数言語同時受験もできるらしい?
日本政府観光局が公開している通訳案内士試験要領の免除申請項目の箇所をご覧になっていただければわかりますが、中国語同様いくつかの外国語で免除申請ができるようになっています。 https://cdn.shiken.jnto.go.jp/doc/operation2025.pdf
例えば英語にはTOEIC免除があります。現在TOEICは4種の試験を実施していてそのうちどれか一つで条件を満たしていれば英語の筆記試験は免除となります。
一番オーソドックスなTOEIC Listening & Reading Testでは900 点以上が条件となります。
免除制度を利用すると1回の試験で複数言語の受験も可能のようです。「ようです」と述べたのは以前どっかのブログかnoteで複数同時受験して合格した、と書いていた人がいたからです。
しかし、その内容を今となってはすぐに検索で探せない状態になっていますし、AIの解答だと可能だ、と言ったり可能でないと言ったりとどうもあやふやな回答しか返ってこないからです。
すでに有効期限は切れていますが、私は2018年にTOEIC Listening & Reading Testで900 点をとっていたので、このまま英語のレベルを維持しつつ中国語のレベルを上げていこうという算段だったわけです。
ところが中国語の勉強で手いっぱいで英語の勉強をサボっていたら英語力がダダ下がりとなってしまい、これからまたTOEIC 900点レベル以上までもっていくのも一苦労だし、何より二次の口述試験で英語のスピーキング力も勉強しなおさなければならないとなるともう時間が足りなくて現実的ではないなと複数言語同時受験はあきらめつつあります。
まぁ来年の試験まではまだちょうど1年くらいありますのでこれから複数言語同時受験についてはゆっくり検討していこうとは思っておりますが。
