中国語作文の利用に最適な辞書サイト「MOJi辞書」

代表的な中国語の辞書サイト

中国語の学習には欠かすことのできない辞書サイト。メジャーなところでは、Weblio日中中日辞典北辞郎Bit-EX、などを皆さん利用されているのではないでしょうか?

使用されたことのある方ならそれぞれの一長一短を何となく把握されていることでしょう。

以下、私の個人的な上記各辞書サイトの感想です。

Weblio日中中日辞典

例文は豊富。しかし豊富すぎるがゆえにピンポイントで使用者が望む表現を探り当てるのに時間がかかる。しかも、中国人が使わないような表現の例文までいっぱい含まれている。(実際私が中国人に作文の添削をしてもらった時、Weblioで調べた単語を使ったら「こんな表現使わないネ」と言われたことが何度もあった。)

北辞郎

単語のフォントが大きく、見やすくきれいなので書き取りの確認に使えるが、例文が少ない。またこちらの辞書中の単語も時折中国人からこの言い方はしない、と指摘されたことがある。調べた単語が見つからない時、「~」を辞書に登録する、というのが表示されるのでもしかしたらWikipedia方式で日本人が追加しているからなのか?仮に調べた単語が見つからない場合でも、いくつかの検索リンクを表示してくれるのは良い。

上記のように中国の検索サイトを中心に検索リンクが生成されている。「请问BBS」はユーザー同士で中国語に関する質問、アドバイスのやり取りがされているので参考になることもある。

Bit-EX

中国語教室「イーチャイナアカデミー」が運営しているサイトBit-EX中の辞書。中国人が監修しているのでかなり正確。しかし収録されている語彙数は少なく、検索ヒットしないことが多い。


うーむ、いざ中国語の作文のトレーニングするにも語彙数と中国語の正確さのバランスを満たした辞書サイトは無いものか、と困っていたところ最近これは使えるぞと思える辞書サイトを見つけた。(実は知らずにスマホアプリ版を結構前から使っていて、最近Web版があることに気づいただけなんですが汗)

中国人が日本語(と英語)を調べるために利用する辞書サイト「MOJi辞書」

そう、MOJi辞書という辞書サイトです。

巨核信息科技有限责任公司という会社が運営していて、スマホアプリも出しています。

会社のサイトから会社の説明を引用すると、

巨核信息科技有限责任公司,成立于2018年,广州。前身为日本东京都世田谷区下北沢的「MOJi工作室」。MOJi概念源自于日语单词“文字 (モジ)”,旨在通过对文字信息的搜索和整合,简而有效的传递精准有价值的信息。

と書かれています。もともとは下北沢で起業していたようですね。日本に留学していた中国人だったのかな?

MOJi辞書のアプリのページには「MOJi辞書:实用日语词典」と名称が掲げられているので専ら中国語ネイティブの人が日本語を調べるための辞書アプリということなんでしょう。

さて、この中国人向けアプリのどこにアドバンテージがあるかというと、もうお判りでしょう、この辞書中にある中国語の単語と例文は中国人が書き、中国人が読むものなので、中国人の感覚に合ったものを検索によって探し当てられ、信頼性が非常に高いということなのです。

仮に多少日本語に不自然な部分が含まれていたとしても、我々日本人は言わんとすることを推量することができますのであまり問題ありません。我々中国語学習者が中国語で作文の際に探し当てたい単語として、大事なのは中国人にとって自然であるかどうかなのです。それゆえにこの「中国人向け辞書」がすごく役立つのです。

Webサイトを訪れると下記のような画面が表示されます。これがベースとなるWebページです。(日本の最新ニュースなんかが表示されたりしていて、日本語を学習する中国人向けのサイトなんだな、と実感できる)

検索結果は下記のように表示される。中国語の説明文と日本語の説明文が表示されていて、これを見ても非常に勉強になる。というか、説明文を理解できないとお目当ての単語、言葉を見つけられないので中級レベル以上向けです。作文に取り組んでいる方は既に中級レベル以上なので問題ないでしょう。

見ればわかりますが「”~”的意思」と書いてあるのでそれほど難しく考える必要もありません。

この場合ですと、株などの「損切り」に該当する中国語は「割肉」。因みに「割肉」で検索すると、「ロスカット」で結果が返ってきてくれるので、この場合も訳語の対応が適していますね。

因みに「そんきり」と書かれている横の黒い「て た か C」アイコンをクリックすると活用形が表示されますが、これは日本人には必要ないでしょう。

参考として他の辞書サイトで「割肉」を検索してみました。

Weblio日中中日辞典

検索ワードヒットせず。なまじっか例文は多いくせに肝心な単語がヒットしないという「かゆいところに手が届かない」辞書サイトなんですよねWeblioは・・。機械翻訳アルゴリズムを使用しているのでしょうか、そういった機械翻訳は限界がありますね。

北辞郎

ちゃんとヒットしました。北辞郎は割と金融系の単語をカバーしている印象です。

MOJi辞書のスマホアプリ

以下MOJi辞書のアプリの説明文と、検索画面です。

参考 千篇 漢語詞典

あくまでも参考程度ですが、千篇 漢語詞典というサイト、こちらは純粋に中国人が中国語の単語を確認するサイトの一つ。何がいいかというとフォントがきれいで簡体字を確認できるというところです。

残念ながら「割肉」を調べたら意味の中に「ロスカット」は含まれていませんでしたが・・。しかし、皆さん気づきましたか?】「割」の部首の偏の字、日本語の「害」とちょっと違っていることを。棒の下の部分突き抜けているんですよ?!簡体字あるあるなんですよね。例えば日本語の「歩」と「步」。簡体字の下は「少」ではないですよ!?

こういったことを確認するのにこのサイトは使えます。また、ページの下の方に「相关词语」というのが表示されて、関連のある語句がいくつも表示されるので、紐づけていろいろな単語を学ぶのに使えます。

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