アプリ「単語Box」で中国語単語帳を作ろう

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新出単語を復習するのに単語帳を作成されている方も多いことでしょう。

こういった自身でカスタマイズした単語帳はノートに手書きでメモっていくというスタイルが大半の事でしょう。

けれど、電車での移動中などいつでも手軽に気が向いたときに単語を復習したいのに、カバンから取り出すのが面倒だったり、はたまた持ち運ぶのを忘れたりして、

 
コー
ま、いっか

となってしまって貴重な機会を逃したくはないものです。

語学とくに単語の暗記などにおいて、細切れの時間の活用ってのは決して無視できないどころか、相当な学習効果を発揮してくれます。

エビングハウスの忘却曲線の名称は一度くらいは耳にしたことはあるでしょう?

厳密に忘却曲線の理論に沿ったタイミングで単語を見返さずとも、日々、細切れの空き時間に前日までに覚えた単語をさらっと見返すだけでも脳への定着が全然違ってきます。

そんな一日のうちに何度も確保できる細切れの時間を単語学習に有効活用するために、ぜひスマートに見返すことのできる単語帳を作っておきたいものです。

目次

クラウド単語帳「単語Box」

そして、単語帳作成にピッタリのアプリが「単語Box」です。

単語Box – かなひら工房

「クラウド時代の単語帳」と銘打っていて、仕組みとしては単語帳のデータをDropBoxに置くことで、どこからでも単語帳を編集でき、スマートフォンアプリなどでどこでも単語帳を確認することができるのです。

以下準備です。

・DropBoxアカウントの取得
・スマートフォンへ単語Boxアプリのダウンロード

準備操作はアプリ開発者のWebサイトの説明にお任せするとして、具体的な単語カード作成の手順を紹介いたします。

PCからでもスマホアプリからでも編集できる単語Box

単語BoxのWebアプリケーションでは単語帳を用途に分けて何個か作成できるようになっています。単語帳、カード枚数の上限は以下のようになっています。

無償版 カード枚数99枚/単語帳数25個
Pro版 カード枚数250枚/単語帳数100個

最初に無償版で使い勝手を確認してからPro版に移行してもいいですが、一単語帳につき25個の単語数だとちょっと心もとないので初めから有償版でもいいと思います。有償版はたった¥370ですので。

まずは単語BoxのWebアプリケーションを開いて(DropBoxにログインする必要がある)、「単語帳を追加する」から単語帳の名前を設定して単語帳を作ります。(私の場合DMM英会話で出てきた新出単語帳も作成しています。語学に限らず、資格試験の用語用とかいろいろな分野で単語Boxは活用できます。)

今回はWebアプリケーションから単語帳「基础设施」という単語を単語帳に追加するとします。(スマホアプリからも単語を追加できます)

Webアプリケーション右側の表面、裏面に単語とその意味やピンインを入力します。どちらを表裏にするかはご自身の目的に合わせて自由に入力すればよいです。基本、リングカードの表と裏に単語とその意味を書いていくようなイメージです。

入力した内容を保存したら、スマホのアプリを開き、単語帳をダウンロード(同期)します。同期しないと最新状態になりませんので。(このアプリ、同期の際にWebアプリケーション上で単語帳を更新したか、それともスマホアプリ上で単語帳に単語を追加して更新したのか気を使わなければならない点があります。うっかり古いほうで上書きしないよう、Webサイトのマニュアルをよく読んでおいたほうがいいです。もしうっかり上書きしてしまった場合でもDropBoxのバージョン履歴で修復することもできます。ただし、複数の個所で同期しないままファイルを編集したりした後に同期しようとするとバージョンのコンフリクトが起こりかねないので注意してください。)

すると、スマホアプリ上ではこのように表示されます。

この状態は一度画面をタップして、意味を表示させた状態になっていますが、各単語カードを開くと最初は意味の部分(裏面)は表示されていません。つまり、各カードごとに単語の意味のクイズ形式となっているわけです。

基本は辞書サイトの北辞郎Weblioの日中・中日辞書のサイトで調べるなどしてピンインと意味をコピーペーストすればよいでしょう。

また、自分でピンインを加えたい時はちょっと手間がかかりますが、Webサイトどんとこい中国語を利用して簡体字(または繁体字でも可能)をピンイン変換して貼り付けます。

「簡体字ピンイン変換」をクリックし、

ピンインを表示させたい言葉を入力し、「ピンイン変換」をクリックすると、ピンインが表示されます。「テキスト表示」にチェックを入れておくとコピーペーストしやすいです。

辞書サイトで調べた単語などは最初からピンインが表示されているので、そのままコピペすればいいので上記の操作は必要ないでしょう。

Webアプリケーションの入力欄の一番下の蘭に、注釈を追加することもできます。

上記のように注釈部分の項目に入力すると、

アプリの矢印の間にある「注釈を表示」をタップすることで吹き出しとして上記のように表示してくれます。

いかがでしたでしょうか?単語BoxはDropBoxを活用している方には手軽で使い勝手の良いアプリですね。最近だとApple Pencilの使い勝手が良くなったのでiPad,iPad miniアプリなどでも単語帳を作成したりしている人も増えていますが、やはりスマホベースのアプリですと片手で操作できるのが強みです。

これで通勤時間などの隙間時間を有効な「勉強時間」として活用できますね。いつでもどこでもスマホを片手で操作しながら復習できます。

単語Box

単語Box

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