中国語学習の月刊誌「聴く中国語」
私個人的にお気に入りの中国語学習の月刊誌「聴く中国語」。
カラーページが豊富で、取りあげているテーマも最新の中国のトレンドに沿った題材や、最近のニュースが中心となるので内容を楽しみながら飽きることなく中国語を学ぶ工夫がふんだんに盛り込まれた構成となっています。
以前もこのブログで「聴く中国語」について紹介したことがあります。

私は基本紙媒体の「聴く中国語」を購入していました。古いタイプの人間なので単に紙の方が読みやすいというのが理由です。
最近は「積読」が溜まってきてしまい、しっかりと目を通せずじまいの消化不良の号が沢山残っているので、さっと見て強く興味をひかれた内容の号しか買っていません。いまだにじっくりじっくり古い号も読み込んでいるところです。
それで当たり前ですが、紙媒体が増えていってしまうとだんだんと置き場に困ることになります。

電子版への切り替えを考え、どのプラットフォームで電子版を導入しようかなと検討していて第一候補に挙がったのがやはりAmazonのKindle。
単純に電子書籍といえばKindleとなりますし、自分が最も多く電子版書籍を購入しているプラットフォームがKindleですし、あまりいくつものプラットフォームを導入してアカウント増えてしまうのも管理が複雑になり面倒だなというのが理由です。
余談となりますが「聴く中国語」、Amazonで普通に検索するとKindle版が表示されないことがあるんですよね。

「Kindleストア」カテゴリでキーワード検索するとKindle版は出てくるのですが…。

話を元に戻しますが、他に利用している電子書籍プラットフォームは楽天のKoboもありますが、楽天カードを使っているからというだけであって、Koboで購入した電子書籍はほんの数冊だけです。
そんな折、(株)富士山マガジンサービスの運営する雑誌の定期購読オンライン書店「Fujisan.co.jp」の「聴く中国語」の電子書籍がなかなか使いやすいらしい、という紹介を目にしました。
よくよく調べてみたら私の「電子書籍プラットフォームを増やしたくない」主義を翻意してもいいかなというくらいの利便性が「Fujisan.co.jp」版の「聴く中国語」電子書籍には備わっていたのでした。
電子書籍リーダーアプリの音声再生がすごく便利な「Fujisan.co.jp」
13インチタブレット表示だと、雑誌とほぼ同じ表示サイズ
以下にiPad Air M2 13インチと紙版「聴く中国語」のサイズ比較を示します。13インチタブレットですと、縦表示だとほぼサイズは一緒です。

参考までに他のタブレットとのサイズ比較も。左の二つはiPad mini5(7.9インチ)とAmazon Fire HD 10 タブレット(10.1インチ)です。
iPad miniでも表示させてみましたが、十分読むことのできるレベルでした。

下部音声トラックのリンクが「Fujisan.co.jp」アプリのキモ
「Fujisan.co.jp」の電子書籍リーダーの最大の特徴、それは音声再生リンクが各該当ページの下部に配置されていることです!
下部の音声トラックリンクをタップするとプレーヤーが起ちあがってそのページの文章の音声をすぐに聴けるのです!
いやー、これ便利ですよ。下の画像の「トラックナンバー~」のように表示され緑の透過ハイライトが点滅します。

この「トラックナンバー~」をタップすれば音声トラックの再生が始まります。
「聴く中国語」を紙媒体やKindle版などで購入した場合は、出版元の愛言社の音声ダウンロードページに行って、ストリーミングを聴くか、一括ダウンロード(雑誌紙面内のパスワード入力で解凍)してスマホなどにインポートする必要があります。
しかし、「Fujisan.co.jp」のアプリであれば中身を読みながら音声を聴きたくなったら該当ページの下部のリンクをタップするだけで良いのです。
これ、iPad miniやiPadクラスの大きさのタブレットを保有している人で「聴く中国語」の電子版購読しているなら「Fujisan.co.jp」にすぐにでも切り替えた方が良いレベル。
タブレット一台で中身を読み、音声を聴くことが完結するので電車の中とかで雑誌左手、スマホ右手で音声、みたいな煩わしさが減ります。
スキマ時間を活用して学習したい方なんかにもってこいです。
プレーヤーが全画面表示になるのがマイナス点
それで、この「Fujisan.co.jp」アプリのインターフェイス(操作系)、100点満点かというと残念ながらそうではありません。
難点は音声プレーヤーが起動すると全画面をプレーヤーのアプリケーションが覆ってしまい、雑誌の中身が見えなくなってしまうのです。(下に貼り付けた動画を見ていただければ様子が具体的に把握できると思います)
ただ、この難点も回避方法が見つかりました。あまりスマートではありませんが(汗)
プレーヤーの上部などを指先で押さえてからドラッグするとプレーヤーが縮小され、雑誌本文も覗くことができます。
理想としては「Fujisan.co.jp」アプリと音声プレーヤーをスプリットビューで両方表示させたいところですが、この音声プレーヤーは「Fujisan.co.jp」アプリ内で起ちあがっているものなので、一つのアプリ扱いとなりスプリットビューにすることができないのでした・・・。
これさえなければ100点満点だったんですけどね、このアプリ。
以下に実際に「Fujisan.co.jp」のアプリで「聴く中国語」を閲覧している様子を示します。
もちろんPCでも閲覧できます
以下はPCで「Fujisan.co.jp」の電子書籍を閲覧している様子の画像です。別ウィンドウでビューワーが開きます。

PC版も同様に下部に音声トラックの再生リンクがあり、クリックするとブラウザの別タブで音声プレーヤーが開き再生が始まります。

閲覧の簡便性は当然PCの方が上ですね。
「Fujisan.co.jp」は定期購読がお得!
2025年11月現在、「聴く中国語」は紙の雑誌も電子版も単品1,540円となっています。

これを電子版で定期購読すると、1年(12か月)で32%OFFの1冊当たり1,050円(12か月計12,600円)、半年(6か月)で29%OFFの1冊当たり1,100円(12か月計6,600円)でなかなかお買い得なディスカウント率となっています。

毎月普通に単品で買っていたら合計は1,540円×12か月=18,480円。
1年のうち気まぐれで8冊買う場合、1,540円×8か月=12,320円。

ですので定期購読しておらず、気づいたら1年に8冊ぐらい買うような人は電子版を定期購読するほうがお得でしょうね。
毎月1冊ペースだと時間が無くて読み切れなくなる号もあるって人もいるでしょうけれど、それでもとりあえず買っておいてあとで勉強に使えますから定期購読の方がお得です。
電子版ならなおのこと管理が楽ですし。
試し読みや、「タダ読み」などいろいろうれしいサービス充実の「Fujisan.co.jp」
「Fujisan.co.jp」には試し読みで新刊の書籍や雑誌が冒頭20ページくらい読めたり、「タダ読み」では1年くらい前の雑誌が決められた期間(1ヵ月くらい)無料で読めるものもあり、いろいろうれしいサービス充実の
「Fujisan.co.jp」、登録しておかない手はありません。
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